トルコ喫茶PazarBazarとして2010年にオープン。
Pazarは、日曜日という意味。 日曜日にバザール(バザー、市場)が開かれる事からバザールの意味もある。 バザールの語源。 Bazarは、市場。 多様な人、物、文化が混じり合う交差点として、 PazarBazarと命名した。 今はcafe PazarBazarとして営業している。 丸五年経過。 旅で出会ったトルコという国、トルコの人々。 「あ、ここのご飯なら一生住んで食べて暮らして行ってもいいかもと 思えたトルコのごはん」 そして日本のトルコ料理店も経て、 いざ自分のお店をという時、 トルコの軽食やドリンクを出すお店ということで 「トルコ喫茶」とした。 ケバブサンドやトルコビール、トルコチャイやトルコ珈琲、 トルコアイス。 友人知人に見守られつつ、なんとか船出。 でも人は欲張りなもの。 もっとしっかりしたご飯セットを、 もっとお酒にあったおつまみを、 もっと持ち帰られるごはんを。 そして、お誘い頂いたイベントへ 出店、ケータリング、主催イベントでのまかない作り...。 色々やる中で、 見えてくるもの、変化して行く自分の食への関わり方、 広がって行く交友関係の中で受ける食に対する刺激、 世の中の状況からも新たに感じること。 飽食の時代は過去、いま大切なこととは何かを見極めながら、 食べるという仕事に関われる幸せ。 はじまりはトルコ。 自給率200%の豊かな食材に恵まれたトルコめし。 そして、今自分は、 トルコのごはんをベースに、 やっぱり好きなネパールやインドのスパイス料理、 そして北海道の豊かな食材、 そこで、自分なりに見える、出来る、 自分が食べたいと思うものを精一杯の技術で、 作り、喜んでもらえたらという気持ちで、 日々営業しています。 旬の食材をどうスパイスを交えながらどう美味しくできるか。 それが、毎日のプレートになっています。 なので、トルコトルコでない部分も多々ありです。 それともう一つ。 海外で出会い、日本でも出会った、 ベジタリアンという文化。 自分はベジタリアンではないですが、 お客さんにこんなにベジタリン(ヴィーガン、ベジタリアン、 乳製品OKのラクトベジタリン、五葷抜きベジタリアンetc)が いるとは正直予想していませんでした。 お店の理想としては、 肉好き、魚好き、野菜好き、みんなが同じテーブルで、 笑顔で食事できる、幸せをみんなで分かち合える場所。 そんな想いもあります。 なので、 今は、 森町の楢の原木を炭にした木炭で焼いた「炭焼きケバブ」を中心に、 スパイスたっぷり、北海道の食材をふんだんに使ったカレー、 ヴィーガンでも食べれる「豆の煮込みセット」や「豆のコロッケサンド ファラフェルラップサンドセット」。 これらを毎日準備して営業しております。 いつヴィーガンやベジタリアンの方が、 来られても食べられるよう、 サラダのドレッシング、付け合せの野菜料理は、 ほぼ毎日、乳製品も不使用で作っています。 美味しい山田農場さんの山羊と羊の混入チーズが乗ったり、 極たまには、バターや乳製品、卵を使った付け合せもありますが、 ほぼ、使ってないことが多いです。 そういうスタイルで作るごはんや 当店のためにブレンド焙煎してくれているHandPickさんの珈琲豆使用の美味しい珈琲。 手作りスイーツ。 それらを なんだかのんびりした空気流れる空間で ゆったり味わってもらえたら 嬉しいなと思いながら、毎日開店しています。 (相変わらず、出店やら不定休も多いですが。) そんな2015な今でした。
by pazarbazar
| 2015-10-13 21:43
|
ファン申請 |
||